ひとり息子かあさんのただの日記

ひとり息子との ただの日記

あの時の私へ。

歯磨きを嫌がる息子を羽交い締めに両手を押さえて、

無理矢理、歯を磨いてた私。

「あなたの為だと、あまり言いたくないけど、

こればっかりは、あなたの為だ」と言って。

 


息子はをご飯をあまり食べなかった。

1時間もかかって、毎食食べさせていた。

ご飯をあげるたびに、イライラし、疲弊してた私。

「自分で食べるんだよー!」と、

恐らく理解できない幼児に向かって、

なぜ出来ないのか?と連呼してた。

 


出先で、帰りたくないだの、

何か、自分の思い通りにいかなかったせいなのか、

んっまぁーー、泣いて泣いて、大暴れして、

無理矢理、車に乗せても、なお大泣き大暴れしてたけど、帰ろうとした時、

本当に、ポイって外に降ろしたいな、と思った私。

 


あれは、2歳ぐらいの時だったのかな?

たった2年くらい前の話なのに、

記憶が吹っ飛んでる。

f:id:mainichikaasannotadanonikki:20210428100710j:image

 

 

そんな我が子は、もうすぐ5歳。

 


自分の小さなご飯茶碗を持って、ご飯をよそってる。

歯磨きだって、全く嫌がらずにやってる。

車に乗って、シードベルト閉め忘れそうになったら、

自ら「お母さん!忘れてるよ」と言ってる。

 


子育ての経験なんぞ、なかった私に、

今のこんな姿は、全くもって想像できなかった。

いつも、思い通りにならない日常にイライライライラしてた。

 


あの時の私に、伝えたい。どぉーしても。

 


「あなたの息子、大丈夫ですよ。

こんなにも素晴らしく成長してますよ。」と。

 


今だって、欲を言ったら、

自分で下着をちゃんとズボンの中に閉まってほしい。

だけど、息子は言う。

「幼稚園では、してるから、家では、お願い」

そうなんだよね。

幼稚園では、気を張ってるというか、

ちゃんと頑張ってるんだよね。

 


時計を見ながら、支度とか、お風呂入るとか、や

らなきゃいけない時間が来るってことを分かってほしい。

 


欲を言い過ぎか。

息子を私と同じように考えて、って言ってるようなもんだね。

 


そんな大人みたいな、幼児は、いないか、、、

ん?いるのかな??

 


まっ、少なくとも、息子には、

ゆっくりでいいんだよ。

と、また闇夜パワー、大らかに考えられてる私になってる🖤

 


どぉーーして、朝を迎え、登園間近な時間になると、この大らかな気持ちは、吹っ飛ぶんだろーか、、、、

今朝も、ハイハイハイハイ!!って、両手を強く打って、早くしろぉーーって叫んでたわ、、、、、

 


母さん、マジで自分成長の修行させてもらってるよ、息子よ。

 


今日も生きていてくれて、ありがとう。

生まれてきてくれて、ありがとう。